安曇野ちひろ美術館

こんにちは。

早春の息吹を感じる昨今、皆様いかがお過ごしでしょうか?

今回は、先日私が訪れた長野県安曇野にある「ちひろ美術館」についてご紹介したいと思います。

美術館の設計は、「とらや」の建築でも有名な内藤ひろし氏です。

北アルプスと田園風景をバックに、安曇野の風景に溶け込むようにして、1997年美術館は建てられました。

この美しい景観を壊さないよう、外観の大きさがもっとも抑えられる切妻屋根が連続するシンプルなデザインにしています。

建物は、壁が鉄筋コンクリート造で、屋根が木造です。

外壁仕上げは珪藻土塗り、床には無垢のフローリングが張られ、木の温もりの感じられる大変気持ちの良い空間になっています。



内藤氏は、美術館の中にあるちひろ公園のデザインもされています。

池の護岸のデザインも自然になる様に計算されていて、チェコの絵本作家クヴィエタ・パツォウスカーがデザインした池と石のオブジェが点在する「パツォウスカーの庭」、花畑が美しく配置されています。


中庭やテラス、展示室からカフェに行く為には、一旦外に出て渡り廊下を抜けていくようになっていて、良い意味で建物と庭の境目が無く安曇野の風景に溶け込んだアットホームで、親しみやすい美術館になっていました。



また、「ちひろ美術館」に行ったら、是非座って、触って体感して頂きたいのが、中村 好文氏デザインの家具です。

ちひろさんの作品の世界感と、美術館の雰囲気ともマッチしていて木の温もりの伝わってくる可愛いデザインがどれも素敵でした。

皆様も、是非「ちひろ美術館」行ってみて下さいね。

| 建築 | 10:30 | - | -
白川郷
こんにちは。
駒沢展示場の伊藤です。

先日、研修で金沢に行って来ました。
金沢には有名な建築物が沢山あるので、ずっと前から行ってみたいと思っていました。
今回の研修で色々な場所を訪れた中で、私が一番心に残った場所をご紹介したいと思います。

世界遺産や国の重要文化財にもなっている「白川郷」。
展望台から見た景色はこんなに素敵ですよ。





日本情緒あふれる風景にとても感動しました。
まるでタイムスリップした気分。
ここの建物は、手を合掌した形に見えることから「合掌造り」と呼ばれているそうです。





昔の人の知恵は凄いなあ〜と思ってしまうほど、とても工夫されている家なのです。
急な屋根の傾斜は、豪雪による雪下ろしや水はけをよくし、厚い茅葺で雨が染み込まないようにしているそうです。なんだか心配。。。
茅葺の内側は湿気がなかなか乾かないので、囲炉の熱気で中から乾かしていたそうです。
だから、内側はどこもススで真っ黒。
また、屋根の部分は釘ではなく稲で作った縄で固定していて、力を上手に吸収したり逃がしたりして建物を雪の重さや強風から壊れるのを防いでいるそうです。
釘がない。。。縄ってすごい。。。





最後はグリーンカーテンの合掌造り。
なんだかとても可愛い。。。





昔の人の知恵だったり工夫だったりが今でも受け継がれていることに、何だかとても嬉しく思えた旅でした。




・〜・〜・おまけ・〜・〜・
囲炉裏の前で寛いでいる営業のS部長と設計のBさん





タイムスリップしちゃったかな?
昔の人はこうやって寛ぎながら、色々なお話をしてゆっくりと時間を楽しんでいたのでしょうか?
何ともほのぼのする一枚でした。






| 建築 | 21:23 | - | -
AALTO(アールト)
こんにちは。
ウィズ・ワン港北展示場の岩城です。

港北展示場のスタッフが自宅から持ってきた1冊の本。
フィンランドの美しい大自然の写真に目を奪われる、
アルヴァ・アールトの写真集。



アルヴァ・アールトとは、
フィンランドが生んだ20世紀を代表する世界的な建築家。
北欧の近代建築家としてもっとも影響力があった1人。

個人的に、フィンランドというとまず浮かぶのが“厳しい寒さ”。
それに対比するように、“家の中のぬくもり”のイメージが強い。
木の質感、キャンドルや暖炉の炎だったり・・
そして、サンタクロース♪


写真集を眺めていて不思議に思ったことがひとつ。
厳しい寒さから身を守るため、
建物の開口部などがあまり大きくないことは理解できる。
でも、室内は不思議と明るくて温かい。気がする。

室内で過ごす時間が長いと考えると、
暗くて厳しい冬をどうやって快適に過ごすか。
という知恵がいっぱい詰まっているんですね。



アルヴァ・アールトの作品。

メゾン・カレ(1956−59)



ヴィラ・タンメカン(1932-33)



白い壁。ライムストーンの腰壁に木製の建具、
漆喰を塗ったレンガ。
室内も天井一面に板を張った波打つ天井だったり、
中庭を設けて外と内との間の空間を作ったり・・

ウィズ・ワンのお客様のお家にも取り入れられているものばかり。
やっぱり良いものというのは
きちんと現在へと受け継がれていくんですね♪
家づくりのヒントがいっぱい詰め込まれていました!
イメージすることって大切だなぁ。



〜お心遣いに感謝です♪〜
先日無事に地鎮祭を終えたお客様より頂きました!
坂角総本店のゆかり。
美味しいですよね。香ばしい〜
スタッフ一同仲良く、美味しく頂きました。
N様ありがとうございます!











| 建築 | 16:26 | - | -
パオ
こんにちは。
ウィズ・ワン港北展示場の岩城です。

皆さんはこの夏はどのように過ごされていますか?
先日出かけたキャンプ場で出会ったこの建物。
というよりテント(?)

ご存知でしょうか?
“パオ”というモンゴルの遊牧民の移動式住居。
モンゴル語では“ゲル”といって、
小学校の授業で習ったような・・なんだか懐かしい響き。



壁は円形で、屋根は円錐。
内部は木の骨組みがこのような感じで露出していて、
その周りをテント地が覆っているといった仕組み。



一見するとシンプルな作りのようだけど、
遊牧民はこの“パオ”を移動の度に分解しては組み立てます。
気が遠くなる作業・・
現在では大規模な移動が行なわれないため、
そのまま移動させる方法は取られていないようです。
分解せず引っ張った方が楽な気もするけど・・

そして。
暑い時には床部分のフェルトをめくり風通しを良くしたり、
寒い時にはテント地の部分を二重にしたり、
動物の毛皮を張り巡らせたり・・
ただのテントではなく、
住居としてよく考えられているんです。


見上げると、天井には換気や採光のための天窓も。
暖をとり、料理をするのに使うストーブの煙突を出すためでもあるそう。



以前このブログでも取り上げた、天窓
採光の効率は壁面の窓の約3倍というだけあって、
窓1つでもかなり明るい。効果絶大です!



文化の違いはあるけど、
自分たちの生活スタイルに適した住まいを求める思いは
同じなんだなぁなんて、BBQをしながら(笑)考えてしまいました。

朝は自然光で目が覚めることができ、
体内リズムもバッチリ。
健やかな休日を送ることができました。
皆さんも素敵な夏をお過ごしください♪








| 建築 | 15:30 | - | -
ヨドコウ迎賓館
こんにちは。
ウィズ・ワン駒沢展示場の西澤です。

先週ウィズ・ワン恒例の研修旅行に行ってきました♪
今回は岡山〜神戸周辺の有名な建築物をたくさん見て
刺激を受けて参りましたっ!

中でも印象に強く残ったところは神戸の芦屋にある
ヨドコウ迎賓館の名で知られる山邑邸。
世界三大建築家フランク・ロイド・ライトが
80年以上も前に設計した住宅です。



この住宅は個人邸とは思えない豪華さ!
大谷石がたくさん用いられているのが特徴です。

石好きなわたしは、一昨年前に栃木にある大谷石の地下採掘場にも
行きました。石だけに囲まれた空間はもの寂しく、冷蔵庫のように
寒かったのを覚えています。


でも、ここに使われている大谷石は、装飾的で
“あの石ってこんなに細かく掘れるんだ・・?”と思うほど
感動的なディテールでした。

↓パラペット上にまで大谷石。



大谷石は石の中でも軽量で耐火性に優れているので建材として使用
されていますが、内外装に多様したのはライトが初めてだそうです。



山邑邸のプランは平面図を見るとシンプルだけど、
実際は傾斜した森のような敷地に合わせて建てられているので、
スキップフロアだったり階段の位置がまちまちで
迷路のようでとても面白い間取り♪

途中にはかっこいい意匠梁があったり・・



和室が続く2階の廊下の窓は装飾的な銅版が
嵌めこまれていたりとてもおしゃれ。



もっと日差しが強いと、
葉っぱのような影がカーペットに映るそう。




山邑邸は広さにすると駒沢展示場の2倍以上。
贅沢なつくりだったのはもちろん、本物の石と本物の木のコンビは
重厚感があり、“経年変化”を肌で感じられる建物でした。




そういえば学生の頃、池袋にあるライトの建築物自由学園で
卒業式をしたなぁ〜。。
ここも幾何学的なデザインが印象的で、木も多用されています。

素材の使い方って大切。。
歴史ある建物を見ることは、感性が磨かれる気がして勉強になります♪



〜最近の駒沢展示場〜

研修旅行から帰ってきたら・・
新芽が出てきたウンベラータに葉っぱがたくさんついていました♪♪








| 建築 | 16:42 | - | -
合掌造り
こんにちは。
ウィズ・ワン駒沢展示場の西澤です。

9月に入り、夏休みもすっかり終わってしまいましたが、
みなさまどこかに行かれましたか?

わたしは今年は見てみたかった建築を色々と見に行ってきました♪
神戸・大阪・金沢など国内ですが、
その中でも感動したのが、世界遺産にも登録されている白川郷の“合掌造り”



合掌造りとは、合掌した手の形のように急勾配の屋根を持つ
江戸時代からある伝統的な住宅建築様式のこと。
屋根に使われている茅は縄文時代から住宅の屋根として用いられていたとか。


そんな伝統ある白川郷の街並みは、昔話の世界に来たかのようで
いつもウィズ・ワンで見ているオウチとはまるで違います。



そして、外は東京と同じくらい暑いのに合掌造りの家の中はとても涼しい。
『・・どこかにエアコンがあるに違いない。』
と室外機をうろうろ探してしまった程です。


不思議だな〜。。
と思って見ているとちょうど合掌造りのお宅に住んでいる方と
お話しができたので、いろいろ聞いてみました。



合掌造りの住宅が涼しいのは
壁がほとんどなく、風通しがとても良いからだそう。
屋根は全面茅葺で植物だし、壁も一部そうだったり、本当にエコロジーです!


昔は中で囲炉裏に火を灯し、その煙で茅が自然と燻され
虫もつかなくなるし、耐久性もさらに増す
という相乗効果が得られるため、茅葺の敷き替えは
20年に1度する程度で快適な暮らしが送れるそうなのです。



そして雨や雪が降ったときに茅葺の隙間から入るのを防ぐため
手を合わせた形に見えるほどの急勾配になったという、
とても理にかなった造り。


ちょうど茅葺の敷き替えをしているお宅も見ることができました。

“日向より日蔭の方が早く傷んじゃうんだよね。”
そう言って地元の職人さんが茅を束ねて、
丁寧にメンテナンスをしているのでした。





〜♪Happy Wedding♪〜
実はこの度、ブログメンバーの小川名さんがご結婚されました!!

そしてウィズ・ワンを卒業することに☆
先日岩城さんたちとみんなで結婚おめでとう会をして、
無事に送り出したのです。



ほのぼのキャラの小川名さんがいなくなったのはさびしいですが、
小川名さん、幸せになってね!☆






| 建築 | 15:57 | - | -
沖縄建築
こんにちは。
ウィズ・ワン港北展示場の岩城です。

ここ1週間の天気予報を見る限り、
東京の梅雨明けの日ももう間近ですね♪
いよいよ夏到来!
夏休みの計画はもうお決まりですか?

先日一足先に夏休みをとって沖縄へ♪
ちょっとだけ早めの夏を感じてきました!

沖縄といえばやっぱりこの赤瓦の屋根!
そしてその上にはシーサー♪



この屋根、よく見ると瓦と瓦のつなぎ目に何か塗られています。
実はこれ、漆喰なんです。
ここ、沖縄では頻繁に襲来する台風に備えて、
屋根が強風で飛ばされない様に屋根瓦を漆喰で固定。
瓦の飛散防止と屋根・建物の重量を増すことで
強風に耐えられるお家になるんです。



沖縄漆喰には稲わらが練りこまれているので、
わらの黄色⇒白色⇒灰色⇒黒色
このように、時間と共に色が変化していくそうです。
この落ち着いたグレー感、かなりの歴史を感じますね。



では、なぜ赤瓦?
青い空に映えるから?もちろんそんなわけはありません(笑)
よく見かける黒色系の瓦の方がやはり耐久性には優れているのですが、
漆喰が馴染みにくいという点で沖縄建築には不向き。
沖縄建築において屋根瓦に漆喰は必須。
ということで素焼きの赤瓦へとなったようです。
先人の知恵ですね。

でも残念ながらどんどん取り壊され、
この赤瓦の景観も少なくなっているようです(泣)
是非、この先もずっと大切に残していってほしいものですね。


皆さんも是非、素敵な夏休みをお過ごしください♪










| 建築 | 19:19 | - | -
フランス大使館
こんにちは。
ウィズ・ワン駒沢展示場の西澤です。


この間の休日、
もうじき取り壊されてしまうフランス大使館旧庁舎の
一般公開最終日だったので、見に行ってきました♪



1950年代に建築された大使館。
フランスの新凱旋門なども手掛けた建築家ジョセフ・ベルモンが
24歳に設計した建物で、当時は斬新さが話題だったそう。

“取り壊される”ということで破壊をテーマに
アートイベントが開催されていて思った以上に大混雑。

建物自体は学校の校舎のようなつくりになっていて、
各部屋がアーティストのブースのように使われていました。
壁一面にペイントされていたり、オブジェが
展示されていたり、デザインや表現も様々で見ごたえがありました。

プラグもフランス風





わたしは単純に“大使館の内観を見れる機会は少ないから”
と思い、アートというより建物自体が気になって
ぐるぐる回っていると、螺旋階段を発見。




良く見るとこの壁の黒い出っ張り、
構造材の鉄骨が剥き出しになっていて窓枠の役割も果たしています。
“あ、展示場といっしょだ”



駒沢展示場にも同じようなところがあって、
実は正面のポイントとなる玄関と2Fまでつながっている
FIX窓枠部分が構造材の鉄骨です。
窓のサッシのように見せて、実はそうではない。
こんな方法もあるんですね。
両方を兼ね備え一石二鳥です!


いろんな建物をみるとちょっとした”へぇ〜”があって面白く
使われ方や素材感も勉強になります。
最近は建物全体よりも、細部が気になる今日この頃です。




| 建築 | 15:05 | - | -
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